タイダム族

タイダム族の女性はカラフルなヘッドスカーフと銀色のボタンで飾られたぴったりとしたのシャツを着る民族です。タイダム族はベトナム北部から来て、19世紀後半にルアンナムター渓谷に移動し始めたと考えられています。タイダム族は仏教徒ではないという点で他の多くのタイのグループとは異なり、彼らは祖先と精霊信仰を信条としています。彼らは儀式に使用されるラオラオと呼ばれるラオスのアルコール度の強い蒸留酒を作ります。又、有名な上質なシルクとコットンのテキスタイルの生産者です。地元のタイダム女性は日本やアメリカの市場に直接輸出している人もいます。


ノンブア村

 

この村はタイダム、ローロ、プーノイ、ラオパンの村です。機織りは、村の女性は皆できます。この村では糸はタラ―トから仕入れているそうです。白いコットンの糸を買ってきて自分で染めていて、染は自然染もケミカルもできるので、オーダーによって対応しているとのことでした。

 


村の暮らし

 

 

長くルアンナムターでモノづくりに関わっておられた谷さんが通われていた村とのことです。

私たちも日本から来たよと話すと学校の先生がとてもよくしてくださり、これまでの歴史やタイダムについて教えてくださいました。

村でも軒下に機織り機があるお家が多く、合間の時間にタイダムの織物を作っているそうです。

タイダムの特徴として髪の毛はお団子にします、白髪のおばあちゃまも綺麗なお団子。髪の豊かさが美人の条件なのかもしれませんね。

タイダムの人は自然のものを好むので、染も木の皮や草で染めた自然染がいいよと話してくださいました。